kyoukokukenbunshi’s diary

狂国見聞史 生きづらい世の中に対して感じたことを書きます

オリンピック

飲食店への営業時間の時短要請が続く中、東京オリンピックに関しては開催する方向で聖火リレーをしているらしい。 聖火リレーの中継映像の音声が一時途絶えたそうなのだが、その理由というのが沿道から「オリンピック反対!」という内容のヤジが飛んだからだ…

コーヒーの味

数年前に、派遣の仕事で、よくココアの試飲販売をしていた。 派遣会社から指示された先のスーパーに行き、そこで一日、試飲販売をする。今はコロナ禍なので試飲の仕事もないようだが、(私は体調を崩して仕事を休んだのだが、それから派遣会社から使えない人…

考える葦

数珠を手ですり合わせたり、数えたりする「儀式」や慣習は、人間が科学を知らない時代に編み出した、世の中の理解の方法であり、人間は不可思議な事を受け入れて放っておく事が非常に苦手で、世の中の事物を理解しようとしないと不安になってしまうのだと示…

他者配慮的な性格は損なのか

隣町にある駄菓子屋にふらっと立ち寄った。あるお父さんが、小学校低学年くらいの自分の娘に、「遠慮しないで好きなものをどんどん籠に入れなさい」と言っている。これ買って!あれ買って!と子供なら言うようなものだが、幼いうちから親に迷惑をかけてはい…

眠りを撃て

早朝に悪夢を観て目が覚めた。 夢の内容はこうだ。私はネズミやモルモットが好きなのだが、二十日ネズミが増え過ぎて、ブチブチと手で二十日ネズミの子供を潰して殺している。モルモットも一匹、ぐったりして死んでしまっている。 二十日ネズミの子供を手で…

春の憂鬱

10年来の友達とメールのやり取りをしていたら、彼女は悶々としながらも元気だという。 私も悶々としてるよ〜、と返事をしたら、ちょっと驚いていたらしい。 春になったのに憂鬱なのには訳があるように感じた。 良い陽気でも出かけられず、何もできないのが苦…

地震

先程、大きめの地震があり、テレビでニュースを見たら宮城県に津波警報が出ていた。既に石巻に一メートルほどの津波が到達したかと報道した後、津波警報は解除された。 常に原発は新たな異常はないとニュースで言うが、こんな危険なものをゆらゆら揺れ続ける…

電車

電車に乗る事も滅多にないので、電車に乗る夢を見た時にはちょっとワクワクした。 けれども、夢の中で乗った電車は、なんだか昭和初期の電車の中みたいで、木の床に車掌が立って、何故かストーブがあった。 今の電車はとてもモダンである。広告も電子パネル…

心と人生

人は能力でもなければ学歴でもなく、家柄の良さでもなく、心でもって評価されるものだと思う事があった。 とかく私たちは他人と自分とを比較して相手を羨んだり嫉んだり、自己否定したがる傾向があるのだが、落ち込んで鬱っぽくなっている時は特にそうなりや…

夢の覚え描き

夢の中で観た景色が忘れられず、記憶に留めようかと絵を描き始めた。 なかなか集中できなくて、ゆっくりゆっくり描いているが、最初にぎこちなく描いた花の絵の方が、後から慣れてきてさっさと描いた花の絵よりも気に入っている。 慣れというのは早くこなせ…

観る楽しみ 知る悲しみ

美術館やギャラリーに殆ど足を運ばないので、もっぱらネットでアート作品を観ているが、なかなかみんなウィットの効いた作品を作っている。 観る事はエネルギーがないと楽しめないのだが、新しいアート作品を観てあれこれ考えるのは楽しい。 アート作品に限…

10年という歳月の中で

東日本大震災による原発事故を経験し、私はそれまで社会や報道に対して何の疑問も抱かず楽観的だったのが、一変した。 今は水道水も飲み、魚介類を食べる事もあるが、原発事故の後は食べるものに対しても非常に神経質だった。 2011年の3月18日には住んでいた…

福島原発事故から10年

「福島原発事故から10年、今何を思うか」 The Asia Instituteのセミナーに参加した映像をyou tubeにアップしました。 英語もできないし想像以上に自分の声が低くて聞き取りにくく、自分に幻滅中ですが…興味ある方はどうぞご覧ください。 In Japanese https:/…

祠のお供え物

夢を見た。母の実家のある地方へ帰省する。実際にはないローカル線だ。大量の荷物を持って乗り込むと、戦前の車内のようになっていて、車掌が石油ストーブを管理していて、皆、無造作に座っている。 あまりにも私の手荷物の数が多いので、携帯電話を無くして…

電車の中

東京に用事があって出かけた。用事を済ませてから、さあ家に帰ろうと田舎へ向かう電車に乗った。 住んでいる地域の最寄駅までは、都内から一時間弱はかかる。運良く座れたので、一緒に来た母と並んで座席に座っていた。しばらくすると、母の隣に座っていた女…

満たされないという自由

満たされない、悲しい気持ちというものは誰にでもあるが、まあ仕方ないかと思うのは大切な事だと最近、感じた。 しかし、人間は元気な時は何かしていないと気が済まないというか、常に何かを表現したり、作っているものだ。 しばらく何年か何もできなく、体…

現代の徴用工

東京オリンピックを開催する見込みがあるとしたい時は、コロナウィルスの一日の新規感染者数がぐっと少なくなるので、報道というものは如何様にでも操作できるものだなあと感心しながらニュースを観ている。 圧力に抗いながら苦しんで報道しようとしているジ…

インフレは禁句

みみっちい話なのだが、最近、食料品の中身は少なくなったのに、値段が高くなっている。 先日、袋入りの乾パスタを買ったので、家族でお昼にパスタでも食べようと、今度はドラッグストアにパスタソースを買いに行った。一人前分ずつ袋に包装されたパスタソー…

思い継がれる感覚

キース・ジャレット氏はピアノを弾く指が速く回らない事に対して自信を失って自殺してしまったというが、ピアニストのフジコ・ヘミング氏はかなりゆっくりピアノを弾くので、強いねと親と話していた。 プライドから何かが出来なくなると自信を失ってしまうの…

人生の背景と音、音楽

近くのスーパーから帰る道で、キジバトの鳴き声を聴いた。田舎ならではだが、デーデーポッポ、デーデーポッポと単調に鳴く声は、なんとなく哀愁が漂う。 家に帰ると腹痛が襲ってきて、仕方なく部屋で寝ていたら、今度は子供が外でかくれんぼをしている声が聴…

精神の中に生きる

社会的な成功を夢見て努力することは多いだろう。 子供たちが塾に通うのも、将来、安定した仕事ができるようにと願う親が多いからだろうし、受験が過熱するのもどこの国でも似たような状況になってきているのだろうと思う。家が貧しくて学校に通うどころでは…

物忘れ

10年くらい前は、人から「物覚えがいいね」とよく言われた。当時付き合っていた男性は自分が言った事をコロコロ忘れていたので、私が彼が言った事に対して後から文句を言っても、彼は身に覚えがなくてぽかーんとしている事が多かった。 嫌な事はすぐに忘れて…

かたぬき

昨日は用事のついでにあるショッピングモールに行ったのだが、そこで駄菓子屋を見つけた。今まで入った事がなかったので、入ってみた。 子供の頃に好きだった、にんじんの形をした袋に入ったポン菓子はまだ売られていて、懐かしくてそれを買うと同時に小さな…

老化

最近、朝に鬱状態になって、精神安定剤を飲むまで気持ちが落ち込んでいる事が多く、なんだかうまくいかない。 なんだかうまくいかないが人生の98%を占め、後の1%が楽しい事で、後の1%が可もなく不可もなく中庸の状態なのだとかなんだとか自分を納得させよう…

雇用の条件

トンネルを抜けるとそこは雪国であった、という表現のように、私は人生のトンネルを抜けた先に眩いばかりの光があるとは考えにくいような10代を過ごし、病気が軽快した20代前半にようやくアルバイト先を見つけて一度実家を出た。 学歴や職歴がないと、アルバ…

孤独

コロナ禍以前から、日本では「おひとり様専用」のサービスがあり、カフェで働いていた時はランチタイムに一人用テーブルを用意したりした。もちろん、複数人で使うテーブルをたくさん用意するとカフェの効率が悪くなり、売り上げが減るからそうしていたのだ…

依存社会

以前はよく外出した時に喫茶店でコーヒーを注文し、コーヒーをちびちび飲みながらスマートフォンやタブレットでインターネットを使っていた。意外と日本の喫茶店ではwifi設備が整っていないところが多いので、wifi設備があってコーヒーも美味しい店を探して…

メールの文章より

少し前の話ですが、昨年のクリスマスイブに知り合いの方にメールを送りました。その際に書いた私のメールの文章を、許可を戴いてブログにアップします。ぼちぼち更新していきます。今年も皆さま、宜しくお願い致します。 以下、メールより Jさま こんばんは…

人との交流

手を洗う時に固形石鹸が流しに落ちて、少し石鹸が凹んだ。その石鹸が落ちる様が、手を洗った後も何回も脳裏に蘇った。 最近はちょっとボーッとしているうちに今やっている事、さっき考えていた事を忘れてしまうので、これではいけないと思っていたが、この石…

感覚の起点と社会

SNSやネットニュースの社会への浸透が進んでいるが、ある知人からインターネットの情報が多様化し、極端な内容の情報に対してそれぞれの信者ができ、意見の違う人同士の間で叩き合いが激化しているという話を聴いた事がある。インターネットが極端から極端な…