kyoukokukenbunshi’s diary

狂国見聞史 生きづらい世の中に対して感じたことを書きます

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

だんご

駅まで母と買い物に行った。 最近、田舎の駅でも土産屋が充実してきて、その土産屋に餅菓子や巻き寿司でちょっと有名な店のだんごや大福餅が置かれている。 そこのだんごが結構美味しいのだが、ある時間になると100円値引きされる。 野菜などを下のスーパー…

対話と力関係

前に派遣の仕事である飲食店で働いたのだが、そこの会社の研修で、エンゲージメントという言葉を聴いた。コミュニケーションという言葉はよく使われるが、エンゲージメントはコミュニケーションよりも重要だ、と10時間以上ほとんど休みなしに働かされている…

生きる苦しさ、不器用な愛おしさ

黒澤明の映画「生きる」の感想 (ネタバレ注意) 感じるとはどういう事なのか。 黒澤明の映画「生きる」を観た。ずっと観たい、観たいと思っていたのに、なかなか観る意欲が起きなくて、今になってしまったのだが、本当に観て良かったと純粋に思える映画だった…

事故に対する心理

福島第一原子力発電所の事故によって大量の汚染水が溜まっているが、それを日本政府は海洋放出すると決めた。 福島の漁師の方が怒っている映像がニュースで流れていた。風評被害の抑制に努めると政治家は言うが、漁師の人にとっても魚を食べる私たちにとって…

孤高の惨めさ

駅前にある100円ショップで落書き帳を買った。厚紙のスケッチブックは嵩張るし、高いので、80枚紙が入っている子供用の落書き帳はコストパフォーマンスが良いと思ったのだ。 見ると、私が幼稚園児や小学生だった時に流行っていたキャラクターのグッズも100円…

人と人との関わりの神秘

昔から、人の目を異様に気にする事があるかと思うと、突然周りから何を思われようと奇異な行動をしてしまう事の繰り返しをしている。 人の活動は他人から観たら、気になるものなのだろうが、地元で顔を知られると生活するのが面倒なので、近所の人との交流や…

期待と無心

近くの本屋に行った時に、幼稚園児らしい男の子が、お母さんにそろばんを使った計算ドリルの本が欲しいとねだっていた。お金に余裕がないのか、今できる事以外はさせる必要がないと思ったのか、そのお母さんは「こんなもの、わからないでしょ?小学生になら…

苦しみは新鮮さを失わない

何が私の本当の性格なのかよくわからない。最近、色々動けるようにはなったが、朝に鬱状態になる事が多く、よく落ち込んでいる。ポジティブさもネガティブさもどちらも本当の性格なのだろうが。 明るい人になったと人から言われる事もあるが、一日の大半はネ…

挫折は悪い事なのか

コロナ禍の不況によって、職を失ったり、学校に行けなくなったりして苦しむ人が増えている。 挫折とは苦しい事なのだが、挫折を経験しない人生が本当に意味があるものなのかについてよく考える。 つい最近まで、あまり文章も書けず、本も読めず、映画も観る…

人件費

花水木が咲く中、駅近くの薬局まで、処方された薬を買いに行った。 暖かい日差しとは裏腹に風が冷たい中、てくてくと歩いて薬局まで行くと、中には会計をしている年配の女性と、薬剤師の女性数人がいた。 レジの前で、年配のお客さんの女性が金額に驚いて怒…

オリンピック

飲食店への営業時間の時短要請が続く中、東京オリンピックに関しては開催する方向で聖火リレーをしているらしい。 聖火リレーの中継映像の音声が一時途絶えたそうなのだが、その理由というのが沿道から「オリンピック反対!」という内容のヤジが飛んだからだ…

コーヒーの味

数年前に、派遣の仕事で、よくココアの試飲販売をしていた。 派遣会社から指示された先のスーパーに行き、そこで一日、試飲販売をする。今はコロナ禍なので試飲の仕事もないようだが、(私は体調を崩して仕事を休んだのだが、それから派遣会社から使えない人…

考える葦

数珠を手ですり合わせたり、数えたりする「儀式」や慣習は、人間が科学を知らない時代に編み出した、世の中の理解の方法であり、人間は不可思議な事を受け入れて放っておく事が非常に苦手で、世の中の事物を理解しようとしないと不安になってしまうのだと示…