kyoukokukenbunshi’s diary

狂国見聞史 生きづらい世の中に対して感じたことを書きます

2018-01-01から1年間の記事一覧

電車の中にちんまりと座っていると、周りの風景が砂時計の瓶のように広がって見える。 私はさしずめ落ちていく砂の一粒みたいに、自分が小さく思える。 住宅街の中で突然、何かわからない花の香りを嗅いだときも似たような感覚を覚えた。 私は大きな通りを歩…

考えの違い

ニュースを見ていても、新聞を読んでいても、ネットのニュースを見ていても、私と私の家族の考えの違いというものを強く感じる時がある。 私は放射能は身体に影響があると思うし、母も福島産の野菜や果物を買うのは躊躇うのだが、姉はそんなもの気にする方が…

時間の使い方

雨の中、大きな犬を散歩させている少年はパーカーのフードを頭から被り、傘もささずに犬と歩く。 肌寒い空気と冷たい雨をくぐり抜けて乗ったマンションのエレベーターの中では、大きな丸い目で別の階の子供が私を凝視していた。 秋が深まっていく中で変わら…

食の安全と志庵さん

いわゆる美味しいものを紹介するとか、食べログというわけではないのですが、今日は安全な食材のみを使ったラーメンを提供してくださっている、志庵さんを応援すべく、久しぶりに筆を取りました。 志庵さんHP↓ http://shi-ann.net 完全な無農薬・ヴィーガン…

諦めないで

諦めないで 壊れてしまうことを 諦めないで 諦めないで 夢見ることを 諦めないで 諦めないで 何度も壊れてしまう自分を 見限らないで 長い辛い夜が 感覚を支配するまでに 私の秘密は数え切ってしまおう 諦めないで いつも壊れていても 諦めないで 諦めないで…

無言のとき

こちらと目を合わせず 無言でいる人の方が多くを語っている 私達は何を喋ってきただろう? 色んな事をどちらも割と饒舌に話してきたのに 少しずつ言いづらい空気が生まれて ちょっとずつ会話が変化していって 無言でいる時間が多くなると 今まで気にしてなか…

傷になる出来事ということは、自分が誰かから傷つけられた事例にだけにとどまらず、若気の至りでやってしまった失敗による傷もある。 そう言う、自業自得の傷に向き合って生きるのは意味のある事なんだと思うが、人間って自分の失敗にはなかなか向き合えない…

詩的と言われますが

絵を描くと詩的ですねと言われたり、何気なく書いた文章が詩ですねと言われたり、特に詩にしたくて書いたわけではないものが詩的と言われます。 今日は夢を見ていました。スーツケースをダンススタジオの待合室に預けてきて別の宿に泊まった私、次の日は東北…

社会

何度か私のFBの投稿でご紹介した、アグサスという集団ストーキング犯罪と闘う方のサイトがあります。ターゲットとして狙われた人は、巧妙な手口で嫌がらせを受け、精神的に追い詰められます。 http://antigangstalking.join-us.jp/#Sec00 私は統合失調症の症…

沈黙

私が住んでいるマンションで、インターネット回線の不具合が起きた。 NTTに来て貰ったところ、猛暑で外の倉庫にある機械が壊れてしまっていたらしい。 しかし、不思議な事に、インターネットの不具合を管理人に訴えた住民は、うちと、もう一人反核運動をして…

日本スゴイ病

「やっぱり〇〇の国はダメだよね。」 「日本人はこんなに真面目に働いているのに、奴ら(外国人)はいい加減だ」 こんな言葉、日常的に日本では聴くのだが、こう言っている彼等は日本の今の状況が良いと思っている訳ではないし、むしろ自分の置かれた環境には…

大人になると、責任というものがあるから、どう考えて行動しても割り切れない事が出てくる。 考えても考えても答えの見つからない事について人は考えて悩むから、人間とは考える葦であるとはよく言ったものだと思う。 どういう風に振る舞ったとしても誰かを…

豪雨災害よりもカジノ

西日本で豪雨災害があったにもかかわらず、カジノ法案の審議を進めた与党に対して、野党議員が垂れ幕を掲げて抗議した結果、抗議した彼らを懲罰の対象とした与党。 人の命を軽んじる政治のやり方に抗議するだけで懲罰を受けるとは、もうどうにもならないくら…

漂流記 その11

フェルデンクラウスは、例えば武道やピラティスのように、丹田、下腹部の深層筋を鍛えるものとも違う。フランスでフェルデンクラウスを教えている私のモダンダンスの師匠は、私がムーヴメントを丹田から生み出そうと躍起になって下腹部を意識しているのを観…

漂流記 その10

信じるという行為は面倒臭いものだし、気が変われば忍耐なんてものはくだらない固執でもある。しかし、それだけではないと私は思う。 私は人が表現する手段の可能性について、よく考える。 幼い頃からダンスを続けてきたからというのもあるが、言葉の持つ暴…

漂流記その9

前のブログから引き続き、漂流記です。↓ 漂流記 第三章 真実の追求、そのための勇気 アリバーカーキ・トリビューンというメディアのある女性記者が、アメリカで故意に行われた、市民に対するプルトニウムの投与実験について独自に取材し、「プルトニウム・フ…

バス

母がコラージュに目覚め、近くの手芸店でハギレを探している間に色々なものを見たが、日本の手芸界はすごく進化しているみたい。 タティングレース用のシャトル(ボビンみたいな糸を巻きつけるもの)まであった。 レース針でも買おうかと思ったけれど、今まで…

愚直な誠意

世の中には愚直なまでに誠実な人がたまにいるが、誠意って元々その人が持っているというよりは、その人の若い頃の失敗から養われるのかもしれないと思うことがある。 知り合いに、誠実なカメラマンの男性がいて、私の若い頃からよくお世話になっていて、福島…

熱狂

サッカーに熱狂する世の中と、満州陥落に湧いてお祭り騒ぎをした過去の日本人と、あんまり変わらないのかもしれないなと思う私は、ひねた発想を持っているのだろうか。 先日、初対面の人と数人で話をした事があったのだけど、そのうち一人は私と同じ発想で今…

趣味の喧嘩

昨日、精神科の主治医に、両親が派手に夫婦喧嘩をしたという話をしたところ、 「でも、お父さん、これから仕事辞める人でしょう?辞めた後どうするの?それが一番重要な問題だよ」 と言うので、 「うーん、こちらとしては絵を描くなり何なり、趣味でも見つけ…

前のブログ「狂国見聞史」から引っ越し

以前のsimple siteのブログ「狂国見聞史」から、こちらのyahoo!ブログに引っ越しました。引き続き、宜しくお願い致します。