kyoukokukenbunshi’s diary

狂国見聞史 生きづらい世の中に対して感じたことを書きます

バス

母がコラージュに目覚め、近くの手芸店でハギレを探している間に色々なものを見たが、日本の手芸界はすごく進化しているみたい。

タティングレース用のシャトル(ボビンみたいな糸を巻きつけるもの)まであった。

レース針でも買おうかと思ったけれど、今までのお買い物の経験上、決心したほど頑張らないので辞めた。

そうしたら、結局、帰り道に母にレモンスカッシュをねだられてレモンスカッシュを家族分、買うことになった。みんなが喜んでくれたから、それで良かったのだと思う事にした。

茨城の金持ちが子供を通わせる、私立の小学校のバスが通った。

どうも、その小学校は朝から夕方まで殆ど遊んでいるカリキュラムらしいのだけど、学校に馬もいるしピザを焼く釜まである。

私らが子供の頃は汗をかいて学校まで2kmの道のりを歩いて登下校したが、彼らはすいっとバスに乗って学校に通う。

なんだか格差を感じる話だが、今になって学もなく、頑張る事もできない大人の私は、そういう子供たちやその親に対して偉そうに何か言う立場にないな、と思っていたら、母は私を育てるのが特に難しかったという話をしてきた。

私は気難しい子供だったから、例えば車の中で寝ていて、家に到着して眠りが妨害されたりしたら大泣きするような感じだったらしいが、姉は姉で仕切りたがりやで、周りの子が自分の思うように動いてくれないと怒って泣く子供だったらしい。

私は未だに不眠症なので、なんで車に乗って眠れている時に起こされると泣くのか、今では言葉で説明できるけれど、今まではそう言う事を家族に説明するのもあまりしてこなかった。

思った事を口に出すようになったのはごく最近なのだけど、家族だから余計に口にしづらい事もあるよなあ、とバスを見送りながら考えていた。