kyoukokukenbunshi’s diary

狂国見聞史 生きづらい世の中に対して感じたことを書きます

2019-01-01から1年間の記事一覧

花が萎れる

萎れていく花には何とも言えない風情と哀愁が漂う。 花が咲く理由や虫が鳴く理由について、私達人間は受粉して種を残すためとか、異性を魅了して子孫を残すためとか、色々調べて、その説を定着させてきた。 他の生き物の生態を調べてここまでやってきたのは…

11月になった

昼過ぎにコンビニに行こうとしたら、母が「私も行く」と言ってついてきた。 仕事の面接の結果は今日わかるのだけど、結局ダメでちょっとホッとした。 物忘れが激しかったり、ボーっとしていて人の話を聴いていない事も多くて自信なかったし、定期券を立て替…

部屋

音楽が聞こえてくるまで待っていようと思っていた。 木の座面にパイプがついただけの簡素な椅子には、イタズラ書きがあった。 イタズラ書きは本当にイタズラで書いたのか、それとも深刻に考えて書いたのかわからなかった。 誰がそれを書いたのかも、私は知ら…

お願い

当ブログに書いた記事の文章から、書籍への盗用がございました。 シェアなどはありがたく思いますが、私個人が書いている文章を無断で転用、盗用はご遠慮くださいませ。 どうぞよろしくお願い致します。

エマニュエル ・パストリッチさん来日情報

The Asia Institute所長のエマニュエル ・パストリッチ氏が、10月に来日されます。 今年の夏に12年生活した韓国からアメリカに帰国されたのですが、日本で「武器よさらば〜地球温暖化の危機と憲法九条〜」という著書を出版され、東京新聞、週刊金曜日で紹介…

ハラスメント

パワハラやモラハラについてのニュースが注目されている。 私は持病の症状で被害妄想や幻覚、幻聴が出てくるため、職場でハラスメントを受けたと感じても、それが真実であるかないかの線引きが難しく、結局ハラスメントの実態はうやむやになってしまう。 荘…

ブログ移行しました

yahooブログからはてなブログに引っ越してきました。 狂国見聞史、こちらで続けます。 よろしくお願い申し上げます。

右傾化

人がものを考えて自分の意見を言っている時は、その人が置かれた立場や境遇に裏付けされた事情から発言する内容が決まるものだが、意見を口にしている人というものは大概、自分が意見を言う上で前提としている事柄について客観的に見る余裕はないし、自分の…

日銭稼ぎのストレス

今月は主に大手町で働いている。 OLさん達がみんなオシャレである。 ポーっとしながら、オシャレな彼女達を観察している。 これが表参道とか銀座とかだと、「これはやりすぎだろ!」とツッコミ入れたくなるほど派手な人もいるのだけど、大手町はオフィス街だ…

報道について

日韓関係が最悪みたいですが、仲の良い韓国人の友達に、「韓国で日本製品ボイコットとか盛んですか?」とカカオトークで質問してみました。 「確かにそういう雰囲気はあります。日本のものを買う時、気にはします。でも、気にしないで買う人もいますよ。」と…

れいわ新選組 山本太郎という人について

参議院選挙ですね。 選挙なんて誰に投票したらいいのかわからない、そもそも選挙なんて意味があるの?と考えている方も多いみたいです。 選挙も公平なやり方で行われている極めて民主主義的な制度とは言えず、お金をばら撒き、お金をかけて宣伝ができた政治…

エマニュエル ・パストリッチさん日本での講演会の案内

選挙と時期が重なっていますが、今年の日本の夏はアツイです。 気温も暑いですが、その気候変動について長年にわたり活動されてきた方が、日本で7月に本を出版されます。 それに伴うイベントのご案内です。 地球温暖化と核戦争の危機について長年訴えてきた…

武器よさらば 出版

私もよくスマートフォンを使っている現代人ですが、手元の機械に夢中になって、周りが見えていない事がよくあります。 自分の事にしても、周りの人の事にしても、世の中にしても、物事の優先順位が狂いつつあるのを感じますが、今、一番私たちが問題視しなく…

悩みと行動

中学生くらいの時に、心身のバランスを崩して不登校になり、そのまま成人した私にとって、私立中学を受験する為に小学生で精神病になる子供がいるというニュースは、何とも心配なものだ。 良い大学に行けなければその子供の人生は不幸になると考えて、子供の…

生きる意味

我々が人生に対して期待していたことは重要ではなく、人生が我々に期待した事が重要である。 自分の人生の意味がなにかをいつも悩むことを放っておいて、我々はいつも人生から問われている存在だと考えた方が良い。 正解は瞑想と対話ではなくて、倫理的な実…

人間の条件

【他人を信頼できる人、できない人】 最近、「人間の条件」という映画を観ました。戦時中、徴兵を免除してもらう条件で中国人労働者を管理する職についた主人公は、中国人労働者に対する日本人の非人道的な態度に徹底的に抗い、中国人労働者への待遇を良くす…

我慢する時間

外出しても、スマートフォンを見てネットの世界の方を真実だと思ってしまう人が増えているのか、現実を見る事も考える事も拒否なんていう社会になりつつあるように感じる。 スマートフォンの普及によって人と連絡を取れない時間というのもなくなりつつあるの…

祖母のお葬式

大好きな祖母が亡くなり、秋田までお葬式に行ってきた。お葬式で私が弔辞を述べた。今頃は天国で祖父と一緒に楽しくやっているのかな、と思う。そうであって欲しい。弔辞の内容をブログに載せるのはあまり良くないかな、と思ったりもしたけれど、書いた文章…

嘘の価値

塚田国土交通副大臣の「私が忖度した」という発言が事実であったかなかったかを巡って国会で攻防戦が繰り広げられているが、大人の世界では嘘が価値のある事として通用してしまっているのが今の世の中である。 美容外科の広告や化粧品の宣伝などを見ていても…

嘘の価値

塚田国土交通副大臣の「私が忖度した」という発言が事実であったかなかったかを巡って国会で攻防戦が繰り広げられているが、大人の世界では嘘が価値のある事として通用してしまっているのが今の世の中である。 美容外科の広告や化粧品の宣伝などを見ていても…

冷ややかな目線

東日本大震災が起こる前、私は電車の中である若い女性を見た。 彼女はリュックサックに「STOP!もんじゅ」とメッセージを貼り付けていた。 それを見たときの私の目線というものは、今、自分が社会問題に対して無関心だと思える人達の目線と全く同じものだった…

映画「流浪地球」を観て感じた事

友人のエマニュエル・パストリッチさんが上海で観てきた映画の感想を送ってくださいました。私自身の文章が書けていないのが難ですが、ここでご紹介します。 上海で中国SF映画「流浪地球」を見て感じたこと 今年の二月、上海を旅する間、私の心の中ではず…

映画「流浪地球」を観て感じた事

友人のエマニュエル・パストリッチさんが上海で観てきた映画の感想を送ってくださいました。私自身の文章が書けていないのが難ですが、ここでご紹介します。 上海で中国SF映画「流浪地球」を見て感じたこと 今年の二月、上海を旅する間、私の心の中ではず…

朝鮮半島統一 その6

これで文章の最後になります。エマニュエル ・パストリッチさんの書いた朝鮮半島統一についての小考察です。 統一政策の隠された先例 統一プロジェクトをさらに深く掘り下げるために、統一計画を策定している韓国政府と企業の潜在意識の中に、正確にどのよう…

朝鮮半島統一 その5

先程の投稿の続きです。 共産党からの批判がなくなったということは、今後30年間の世界が破壊的な形で展開することを意味していた。少数の人たちが資本を独占して市民に空虚な消費文化を強要する悪夢のような世界と、急激な気候変動の登場は無関係ではない。…

朝鮮半島統一 その4

エマニュエル ・パストリッチさんの朝鮮半島統一についての文章その4です。 一時どこにでも見ることができたが、今ますます破産の危機に追い込まれている小規模店にとっては大打撃だ。このような経済学を北朝鮮に導入するつもりであれば、北朝鮮はまだチャン…

朝鮮半島統一 その3

エマニュエル ・パストリッチさんの文章の続きです。ヤフーブログに投稿できる文字数が限られているため、連投お許しください。 これから私たちは、北朝鮮を通して忘れていた現実に再び直面することになるであろう。北朝鮮に20~30個の石炭火力発電所を建設…

朝鮮半島統一 その2

先程の投稿の続きです。 今日、いわゆる「先進経済」では市場は小さな役割しか果たしていない。スーパーリッチ層が経済活動を独占して、その階層のメンバーであれば、いくらでもお金を借りて投資することができる経済的封建主義を確立した。一方、大多数の市…

朝鮮半島統一

エマニュエル ・パストリッチさんの書いた文章です。朝鮮半島の統一についての考察。 「朝鮮半島の統一」についての小考 2019年2月1日 エマニュエル・パストリッチ 今までの朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の将来についての議論は、以下の二者択一的…

米朝首脳会談の決裂2

先に載せたエマニュエル・パストリッチさんの文章の続きです。 反知性主義の台頭とメディアの腐敗 米朝首脳会談の背後に隠された政治的意味は簡単ではなかった。今日起こっている地政学的変化は深刻である。各国政府が妥協して私的な利益に基づいて自らを突…