kyoukokukenbunshi’s diary

狂国見聞史 生きづらい世の中に対して感じたことを書きます

2022-01-01から1年間の記事一覧

壊れた社会における光

昨年あたりから、街中で脚を引きずって歩いている人や、車いすで通勤している人をよく見かけるようになった。以前はあまり見ることがなかった光景だ。 新型コロナワクチンの接種が推奨されてから、私の街には葬儀屋が新しくでき、膝や腰の痛みに効くというサ…

他者の痛み

ウクライナ戦争の悲惨な状況を知ると、暗澹たる気持ちになるが、日本のリベラル層の中にはウクライナを憎む人がある一定数いるらしい。 ウクライナに行ってマイダン革命の様子を観てきた私としては、日本人を観るだけでニコニコしながら親切にしてくれたウク…

人権と社会構造

ショパンコンクールの話題が出てから、母がピアニストの牛田智大さんの演奏に惚れ込み、彼の演奏会に行きたがるので、一緒に牛田智大さんのピアノコンサートに行くようになった。 牛田さんの演奏と、聡明な思想は、彼がとてもまだ22歳とは思えないような早熟…

愛と美の機械化

人にとって自然な環境とは何だろうか。砂抜きをするアサリを人工的に作った塩水に入れると、管を伸ばして必死に生きているが、彼らはしばらく経つと鍋に入れられてお吸い物にされてしまう。 人間はアサリを食べるが、アサリと同じ運命を辿っていると思う。 …

英雄の条件

人間の本性は闇に近いものがあるのだと思うが、私たちは社会で生きていくために善良な面を鍛えて、それを表に出す努力をしている。 真実とは大衆の単位で考えると権力者にとって都合が悪いものかもしれない。だが、個人が見聞きした真実は、周りの人々にとっ…